お庭だけでなく、屋上やテラスなどのスペースにもピッタリの人工芝。人工芝を敷くことでこれまでうまく活用できていなかったスペースが家族の団欒を生むスペースに早変わり。ここでは人工芝をお勧めしたいシチュエーションや、気になるメリット・デメリット。さらに天然芝との比較についてお伝えしていきます!お庭のデザインや活用法について知りたいというお客様のご参考になれば幸いです。
人工芝の特徴
人工芝の特徴1:初期費用がかかる
購入費だけではなく、防草シートや整地・施工費なども加味しなければなりません。条件によっては10年以上使用することもできますので高すぎるという事はありませんが導入の際に負担になってしまうことも・・・。予算と希望を明確にしてプランを立てることをおすすめします。
人工芝の特徴2:日当たりを気にする必要がない
周辺の環境や土地柄などが原因で、お庭に十分に日光が当たらずに芝が育たないというご相談も頂きます。日照時間が短くても華やかに咲く花は多いですが、芝は5時間以上日光が当たらない場合は育成が難しいのが現実です。
それを解消するのが日照時間が0時間でも問題のない人工芝なのです。1年中、緑の景観の美しいお庭を手に入れることができます。
人工芝の特徴3:美しい景観が長持ち
利用環境に左右されますが、人工芝は一度、施工すると一般的には7~10年は美しい景観を保てると言われています。緑の絶えない明るいお庭をお望みの方には大きなメリットと言えるでしょう。
人工芝の特徴4:お手入れがカンタン
芝刈りや雑草の後始末、肥料を散布するといった手順は不要です。日常的なお手入れはホウキなどで落ちたゴミを集める程度です。時折、水はけ用の穴が詰まらない様にデッキブラシでブラッシングしておくとさらに良いです。
人工芝の特徴5:養生の必要はありません
養生の必要がない為、人工芝を施工したその日から人工芝の上を歩いたり走ったりすることができます。
※1年を通して快適に人工芝のお庭で楽しむことができます。
人工芝の特徴6:ドッグラン等で遊んだ後はお手入れが必要
ドッグランで犬と一緒に人工芝のお庭で遊ぶのは楽しいのですがトイレの後始末はシッカリと行う必要があります。小なら水で流しておくだけでも大丈夫ですが、大きい方は取り除き拭いたり水を流しておくよう心がけましょう。
人工芝の特徴7:火気NG
せっかく居心地の良い空間なので満喫していただきたいのですがバーベキューはNGです。人工芝はポリプロピレンやポリエチレンなど燃えやすい素材で出来ている為、引火する可能性のある事は避けましょう。同じ理由で花火も控えることをお勧めします。
人工芝の特徴8:4年から10年ほどで入れ替えが必要
以前よりも商品開発が進み、綺麗で長持ちするようにはなりましたが半永久的に使えるものではありません。色褪せや人工芝の抜けなどの劣化が目立つようになったら施工しなおす必要があります。その際には新しく人工芝を購入したり古いものを廃棄するなどの費用もかかりますので前もって計画的に貯蓄しておくとお手入れの時期が来ても安心です。
天然芝の特徴
天然芝の特徴1:初期費用があまりかからない
人工芝と違い、防草シートなどの施工費用が不要となる為、初期費用が安く済みます。芝を購入してご自身で植え付けをされる場合はさらにコストダウンになります。
※自分で植え付けが心配な場合は費用は掛かりますがプロに施工をお願いすると良いでしょう。
天然芝の特徴2:日当たりを考える必要があります
天然芝の植え付けの際には最低でも1日5時間以上の日当たりが必要となります。蒸れに弱い為、ある程度の風通しの良い環境を選んで植え付ける必要があります。
※寒さに弱い品種もありますのでお住まいの地域に合った種類の芝を選ぶ必要があります。
天然芝の特徴3:四季に応じた景観が楽しめる
冬場の天然芝は茶色く変色し、枯れたように見えます。※冬場の景観が悪くなります。人工芝と違い四季に応じた景観を楽しめます。
天然芝の特徴4:定期的なメンテナンスが必要です
芝刈りや生えてきた雑草の後始末、定期的に肥料を散布するなど定期的なメンテナンスが必要です。
天然芝の特徴5:養生させる必要があります
芝張りをした後は根付くまで養生の必要があります。養生をしっかりしないと芝の育成に影響があるばかりか芝が育たずにそのまま枯れるおそれもあります。定期的に行うエアレーションの後も養生が必要です。
※1年を通して養生中の芝を傷つけない様に芝を植えてある場所に立ち入りできない期間があります。
天然芝の特徴6:ドッグラン等で遊んだ後のお手入れは不要
犬や猫などペットと一緒に遊んだ後も細かいお手入れは不要です!※抜けた芝が体に付着する場合はあります。トイレの後始末は特に不要ですが時には芝が枯れる場合もありますので若干の注意は必要です。
天然芝の特徴7:バーベキュー等も出来ます
芝生の上でバーベキューや花火を楽しむことが可能です。
天然芝の特徴8:枯れなけば入れ替えは不要です
人工芝と違い育成環境が整っていれば毎年綺麗な芝が生えてきますので入れ替えは不要です!
※芝が枯れてしまった場合は枯れた部分の芝の入れ替えが必要となります。
人工芝の施工方法
STEP1:雑草処理・残土処分
雑草を撤去・処分致します。また掘り起こした際に出た土があれば処分します。


STEP2:下地整地工事
人工芝を敷く場所の下地を平らになるように整地工事を行います。ここでしっかりと平らに均しておく事が仕上がりがキレイになるポイントです。


STEP3:下地プレート工事
土を処分した後、転圧をかけます。
STEP4:下地再生砂工事
人工芝を敷く場所の水はけを良くするため、再生砂を敷きます。


STEP5:下地再生砂プレート工事
再生砂を綺麗に敷き終えた後、転圧をかけます。


STEP6:防草シート工事
人工芝を敷いた場所に雑草が生えない様に防草シートを敷きます。


STEP7:人工芝工事
人工芝を敷きます。人工芝がずれないように固定する為、専用の接着剤で人工芝を防草シートに固定した後、さらに専用のピンで固定します。


STEP8:ブラッシング
最後に毛を立たせる為にブラッシング致します。この作業があるか無いかで仕上がりが全然違います。以上で人工芝の施工は完了となります。


ガーデンアシストでは人工芝のみの販売・下地だけの施工も対応しております。お客様のご要望にお応え出来るよう、ご提案させて頂きます。お気軽にお申し付けください。