埼玉で駐車場工事をお考えの方に

駐車場

一口に駐車場工事と言っても、その施工方法や種類は様々です。一般家庭の駐車場工事のほとんどが土間コンクリートによるものです。こちらのページでは施工方法と特徴、メリット・デメリット。おおよその工事期間や費用等をご紹介させて頂きます。駐車場工事の際の参考になれば幸いです。

駐車場工事の種類と特徴

土間コンクリート

土間コンクリートの駐車場

土間コンクリートのメリット

強度も強くお客様のお好みでデザインできるのが特長。また施工後は雑草がほぼ生える事がありません。草刈りなどのメンテナンスが出来ない方にお勧めです。

土間コンクリートのデメリット

一般的に駐車場で土間コンクリーを施工する場合、刷毛引きと言って表面をザラザラにする施工方法をするのですがそれでも雨の日に滑りやすいのが難点です。また日差しの強い日には照り返しが強くなります。この他、どんな腕の良い職人さんが施工しても天候や温度によってクラック(ひび)・色むらが起きる事があります。

土間コンクリート以外の種類

アスファルト舗装

店舗や会社・月極駐車場など個人宅以外でよく行われる駐車場工事です。ある程度敷地の大きさが無いと土間より高額になります。

砕石or砕石+防草シート

駐車場のオーナーさんや駐車場工事の費用を安く抑えたい方にお勧めなのが砕石or砕石+防草シートです。

砕石の駐車場

砕石のメリット

駐車場工事のなかでは一番、費用を抑えられ、工期も短いので人件費も掛かりません。

砕石のデメリット

砕石の下は当然ですが土になりますので雑草対策をしないと雑草が生えてきます。定期的に草むしりなどのメンテナスが必要です。ただし、防草シートを下に敷くことで雑草が生えるのを抑える事が出来ます。

石貼り

駐車場をオシャレにしたい方にお勧めなのが石貼りの駐車場です。

石貼りの駐車場

石貼りのメリット

土間コンクリートだけの駐車場だと無機質な感じになりがちですが、石貼りの駐車場ですと見た目がオシャレになります。

石貼りのデメリット

駐車場工事の中で一番、費用が高額になるのが難点です。この他、下地工事がちゃんとしていないと十分な強度が得られずに石が割れる場合がございます。

駐車場工事を依頼するまでに考えておきたい事

STEP1 何台分の駐車場スペースが必要か?

駐車場を作るにあたり、まずは何台分の駐車スペースが必要なのかを考える必要があります。各家庭によって所有されている車の台数も違いますし、車種も違ってきますので、同じ台数でもスペースの違いは出てきます。近い将来、車を購入予定の方はそのあたりも考慮して決めると良いでしょう。

車種による必要な駐車スペースの違い

車のサイズにつきましては大まかに5つの分類に分けることが出来ます。

軽自動車
全長3400×全幅1480×全高1650
※該当車種:ワゴンR・ミラ・ライフなど
小型自動車
全長4500×全幅1680×全高1500
※該当車種:ヴィッツ・スイフトなど
中型車
全長4800×全幅1700×全高1500
※該当車種:プリウス・カローラなど
ワンボックス
全長4800×全幅1700×全高2000
※該当車種:エスティマ・セレナ・ステップワゴンなど
大型車
全長5100×全幅1880×全高1500
※該当車種:ベンツSクラス・レクサスLSなど

駐車スペースの幅と奥行きの決定

所有される車がどの分類に入るかご確認されたところで、実際に駐車スペースのサイズを決定してみましょう。

車幅

※全長:車の全長+0.8m(最小値は全長+0.2m)全幅:車の全幅+1.2m(最小値は全幅+0.5m)で計算しております。

軽自動車
全長4200(3600)×全幅2280(1730)
※該当車種:ワゴンR・ミラ・ライフなど
小型自動車
全長5300(4700)×全幅2480(1930)
※該当車種:ヴィッツ・スイフトなど
中型車
全長5600(5000)×全幅2500(1950)
※該当車種:プリウス・カローラなど
ワンボックス
全長5600(500)×全幅2500(1950)
※該当車種:エスティマ・セレナ・ステップワゴンなど
大型車
全長5900(5300)×全幅2680(2130)
※該当車種:ベンツSクラス・レクサスLSなど

※サイドミラーは全幅に含めておりませんのでご注意ください。

※こちらのサイズはあくまでも目安となります。ご了承ください。

その他、車の使い勝手や駐車方法によっても駐車場の必要なスペースは変わってきますので気になる事はお気軽にご相談くださいませ。

STEP2 施工方法を決定する

駐車スペースの広さが決定したらいよいよ施工方法を決定します。土間・砂利・石貼り等、この際にご希望のデザイン等がございましたらお申し付けください。

STEP3 駐車場にカーポートは必要かどうかを考える

駐車場工事の際にカーポートをご検討される方も多数いらっしゃいます。この段階でカーポートを付けるかを決定します。駐車場を作った後でカーポートを後から施工されますとカーポートの柱を埋める必要がある為、その分の土間コンクリートを壊す作業をするため、手間と費用が掛かります。また設置する際には何のカーポートを施工するのか下調べしておくと良いでしょう。カーポートに関してはこちらの記事を参考にしてください。

カーポートのお勧め商品と施工する前の予備知識

駐車場工事のおおよその費用と工事手順

駐車場工事をご検討中のお客様が気になるのは費用面だと思います。こちらでは駐車場工事に掛かるおおよその費用をご紹介させて頂きます。

費用はいくらかかるのか?

費用は一般的な1台分の駐車場スペース(15㎡)として計算しております。

土間コンクリート¥200,000~

※上記金額には掘削(スキトリ工事)・残土処理費・養生費・諸経費等が含まれております。

砕石・砕石+防草シート¥120,000~

※上記金額には掘削(スキトリ工事)・残土処理費・養生費・諸経費等が含まれております。

石貼り¥480,000~

※上記金額には掘削(スキトリ工事)・残土処理費・養生費・諸経費等が含まれております。

※駐車場のスペースが広くなりますと金額が変わってきますのでお気軽にお問い合わせください。

工事の流れはどんな感じになるのか?

土間コンクリートの場合

土間の構造

土間コンクリートの一般的な断面図は下から地面・砕石・土間コンクリートの3層構造となっております。ワイヤーメッシュは土間コンクリートの中心部に来るように設置します。

※砂利から5cmほど浮かせて設置します。

工程1:スキトリ工事

土のすきとり

まずは駐車場スペースになる場所を土間コンクリートに舗装する為にスキトリ工事を行います。土間コンクリートの下地となる砕石を敷き詰めたりコンクリートを打設する厚み分の土を取り除く作業となります。広さにもよりますが一般的にはユンボなどの重機を使用してスキトリ工事が行われます。

※スキトリ工事は砕石の厚み分10㎝・土間コンクリートの厚み分10㎝の合計20㎝ほどが一般的です。

工程2:残土処理

スキトリ工事で出た土を撤去し処分します。残土は産業廃棄物の扱いになる為、この残土を捨てる費用も駐車場工事の中に含まれてしまいます。量に応じて費用が変わってしまう為、どれだけの残土が発生するかでお見積りの金額も違ってきます。

工程3:基礎砕石

転圧作業

残土の処理が終わりましたら次は土間コンクリートの下地となる砕石を敷いていきます。土間コンクリートを施工する際の標準的な砕石の厚みは10cmとなります。砕石を敷き終えたら転圧をかけて砕石を固めます。転圧が不十分ですと土間コンクリートの強度に影響が出ますのでしっかりと転圧をかけます。

工程4:枠組み工事

枠組み

砕石の転圧がおわりましたら土間コンクリートを打設する部分の周囲を板で囲っていきます。この板は抜き板と呼ばれるものになります。

※土間コンクリートの周囲をピンコロやレンガで囲う場合にはこの抜き板は不要となります。

工程5:ワイヤーメッシュ

ワイヤーメッシュ

抜き板を設置したら、次は温度変化に伴る土間コンクリートの伸縮によるひび割れなどが起こらない様にワイヤーメッシュや溶接金網と呼ばれる網状に組まれた鉄筋を敷設していきます。

※ワイヤーメッシュ等は打設する土間コンクリートの中心に来るように設置します。

なお、土間コンクリートの表面に雨水などがたまって水たまりができるのを防ぐ為、2~3%の水勾配(傾斜)をつくります。

工程6:コンクリート打設

ワイヤーメッシュの設置が完了しましたらいよいよ土間コンクリートを流し込む作業に入ります。その際にしっかりと養生をしていないと周りが汚れてしまったりと最終的な見た目に影響が出ます。土間コンクリートを流し込む際の標準的なコンクリートの厚みは砕石と同じ10㎝程度となっております。

工程7:表面均し

表面均し

流し込んだ土間コンクリートを、職人さんがコテを使用して土間コンクリートの表面を平らに均していく作業です。この作業が土間コンクリートの仕上がりを大きく左右しますので、職人さんが一番気を遣う作業となります。1~2回均しただけではコテの跡が残ってしまったり、見た目が綺麗にならなかったりすることも多いのですが見た目以上に手間がかかる為、残念なことに均し作業を少ない回数にする業者さんも居るようです。折角の土間コンクリートに凹凸があったり雨水が溜まってしまうようでは土間コンクリート工事をした意味がないですよね。均せば均すほどというのは大げさな言い方になってしまいますが最低でも3回は均し作業をしてもらうように職人さんにお願いしておくことをお勧めいたします。

仕上の種類
金鏝仕上げ

金鏝仕上げ

表面をツルツルに仕上げる施工方法です。表面がツルツルしている為、雨の日は滑りやすくなっている為、注意が必要です。

刷毛引き仕上げ

刷毛引き仕上げ

表面をザラザラに仕上げる施工方法です。表面がザラザラしている為、雨の日でも滑りにくいのが特徴です。

型枠外し~養生

土間コンクリートはアスファルト舗装と違い、打設後も数日待たなければなりません。一般的にはコンクリートを均して仕上げ作業を行ってから2日後くらいに型枠を外し、駐車場として車が乗り入れられるようになるまでに1週間ほどの養生期間が必要となります。

※季節によって土間コンクリートが完全に乾く期間(養生期間)は異なります。

土間コンクリートの駐車場は耐久性に優れている為、補修の頻度も少なく雑草もほぼ生えてきませんので駐車場の舗装方法として人気のある施工方法となります。しかし、仕上げが完成してから養生期間の数日間は駐車場として使用が出来ないという難点があるもの事実です。駐車場工事に土間コンクリートの舗装をお考えの方は工事中期間のみでなく養生期間も含めて近隣の駐車場を確保することをお勧めいたします。

砕石・砕石+防草シートの場合

工程1:スキトリ工事

まずは駐車場スペースになる場所を土間コンクリートに舗装する為にスキトリ工事を行います。土間コンクリートの下地となる砕石を敷き詰めたりコンクリートを打設する厚み分の土を取り除く作業となります。広さにもよりますが一般的にはユンボなどの重機を使用してスキトリ工事が行われます。

※スキトリ工事は砕石の厚み分10㎝ほどが一般的です。

工程2:残土処理

スキトリ工事で出た土を撤去し処分します。

工程3:砕石を敷き詰める

駐車場部分に砕石を敷き詰めます。この際、砕石の下に防草シートを雑草対策として敷く場合もございます。

工程4:仕上(転圧処理)

砕石を敷き詰めた後、仕上げとしまして転圧処理をかけ砕石をしっかりと固めます。砕石の場合、転圧処理を行っていてもバラバラと砕石が散らばってしまう場合がございます。少し費用は掛かりますが砂利保護材を使われますと更に砕石が詰まりますので強度の向上にもなりますのでお勧めです。

砂利保護材について

砂利保護材

砂利保護材の4つの特長

特長①抜群の安定性

軽量で耐圧性に優れており、高い安定性があります。

車椅子なども安全に通行できます。

※駐車場や緊急車両の進入路にも使用可能で抜群の耐圧性があります。

特長②簡易な施工性

保護材の固定作業が不要で、ジョイント部を接合するだけの簡単施工。

柔軟性に優れている為、起伏のある路盤でもしっかり固定が出来ます。

砕石の転圧作業が省略できます。

特長③高い排水性

透水性に優れており、水たまりができにくくなります。

特長④優れた経済性

砂利やシャモットの流出とわだちを防止する為、管理コストを軽減できます。

《シャモットとは?》

シャモットという言葉を初めて耳にするお客様も多い事と思います。シャモットとは、使えない廃瓦の事を指し、優れた保水性・排水性・断熱性を持っている為、活用すれば土間コンクリートやアスファルト舗装よりも都会の温暖化防止策に貢献できる資材になります。ご紹介させていただきました砂利保護材はシャモットの性能を最大限に発揮させ、尚且つ砕石やシャモットの流出しやすい弱点を克服できる固定材です。

砕石・砕石+防草シートのまとめ

砕石の駐車場は安価で済むのが特長ですが土間コンクリートや石貼りの駐車場から比べると雑草対策など定期的なメンテナンスの手間がかかります。雑草対策として防草シートを砕石の下に敷くことにより、メンテナンスの手間が軽減できます。

石貼りの場合

工程1~スキトリ工事~

まずは駐車場スペースになる場所を石貼り舗装する為にスキトリ工事を行います。石貼りの下地となる下地コンクリートと基礎砕石を敷き詰めた厚み分の土を取り除く作業となります。広さにもよりますが一般的にはユンボなどの重機を使用してスキトリ工事が行われます。

※スキトリ工事は砕石の厚み分10㎝と下地コンクリートの厚み分10㎝ほどが一般的です

工程2~残土処理~

スキトリ工事で出た土を撤去し処分します。

工程3~基礎砕石を敷き詰める~

残土の処理が終わりましたら次は土間コンクリートの下地となる砕石を敷いていきます。土間コンクリートを施工する際の標準的な砕石の厚みは10cmとなります。砕石を敷き終えたら転圧をかけて砕石を固めます。転圧が不十分ですと仕上がりと強度に影響が出ますのでしっかりと転圧をかけます。

工程4~枠組み工事~

砕石の転圧がおわりましたら下地コンクリートを打設する部分の周囲を板で囲っていきます。この板は抜き板と呼ばれるものになります。

※石貼りの周囲をピンコロやレンガで囲う場合にはこの抜き板は不要となります。

工程5~下地コンクリート打設~

枠組みが完了しましたらいよいよ下地となる土間コンクリートを流し込む作業に入ります。その際にしっかりと養生をしていないと周りが汚れてしまったりと最終的な見た目に影響が出ます。下地の土間コンクリートを流し込む際の標準的なコンクリートの厚みは砕石と同じ10㎝程度となっております。

※強度を増す為、下地コンクリートの厚みを厚くする場合もございます。その際は厚み分スキトリを多くします。

工程6~石貼り~

石貼り施工

下地コンクリートの打設が終わりましたらいよいよ石貼りの作業となります。1つ1つ石の大きさと形が違う為、職人さんが写真の様に綺麗に並ぶように水平を取り、微調整を行いながら作業を行っていきます。

工程7~仕上~

石の隙間に入れた余分な目地材を取り除き、スポンジ等で石の表面に付着した目地材やセメントを洗い工程は終了となります。

まとめ

石貼りの駐車場は見た目がオシャレなのですがダントツに費用がかかります。全部を石貼りにするのではなく、写真の様に入り口部分のみを石貼りにするとデザイン性の向上は勿論ですが費用も若干抑える事が可能です。石は多種多様ですのでお好みの石をお選びいただき、自分好みの駐車場をデザインしてください。

DIYで施工できるのか?

土間コンクリート

最近ではホームセンターなどで多種多様な材料が入手可能ですのでDIYが可能かそうでないかというだけでしたらDIYは可能です。ですが、プロの職人さんが施工してもひび割れや色ムラ・シミが出来るという土間コンクリート。仕上がりの見た目は勿論ですが強度にも違いが出ますので土間コンクリートの施工はプロにお任せすると良いでしょう。

砕石・砕石+防草シート

駐車スペースに砕石の厚み分だけ鋤取りをしてから砕石を敷き詰めるだけですので比較的DIYしやすいタイプの駐車場となります。ですが砕石を敷き詰めた後の転圧が不十分ですと砕石が散らばってしまったり、下地の土が出てしまったりと不具合もございます。

石貼り

土間コンクリート同様、DIYになれた人でしたら可能と思いますが、石貼りの下地コンクリートの強度が不十分ですと石貼りの石が割れてしまったりと不具合が生じる場合がございます。また最近では石貼り風の敷石もホームセンターで売られておりますのでそちらを使うというのもありですが、敷石を敷く際に下地を平らに均して水平をとらないと敷石がガタついてしまったりぐらついたりという可能性もあります。

結論

各種工事はDIYは可能ですが万が一、失敗した際には撤去工事が必要となり撤去処分費等がかかります。費用を安くあげるつもりが逆に費用がかさんでしまって、こんなはずじゃなかった・・・となる場合がありますのでプロに任せた方が見た目も綺麗に仕上がりますので安心です。

駐車場工事でよくあるクレーム

色むら・シミ

土間コンクリートの色ムラ

お客様の施工完了は色むらもなく綺麗な仕上面をイメージされることと思います。残念なことにどんなに熟練された職人さんが施工しても若干の色むらが出てしまうのは避けて通れません。このお客様のイメージと現実の差がクレームに発展しやすくなっております。

※現状では色むらが出る原因を100%抑える技術は確立されておりません。

クラック(ひび割れ)

土間ひび割れ1
土間ひび割れ2

ひび割れ(クラック)は0.2mm以下の髪の毛ほどの亀裂の事を指し、機能上はさほど問題はないものの、見た目が取りざたされがちです。

土間コンクリートでひび割れ(クラック)が出来る原因

CASE1 コンクリートが原因で起こるひび割れ
温度ひび割れ

コンクリートの材料はご存知とは思いますがセメントと水を混ぜて作られております。その為、セメントと水が混ざる事により化学反応を起こします。その際に熱が生じコンクリート自体の温度が上がります。コンクリートの温度と外気温との間に温度差が生じることにより温度ひび割れが発生します。

乾燥収縮ひび割れ

打設後のコンクリートの表面が乾燥することによりコンクリートに収縮が起きます。それが原因となり乾燥ひび割れが発生します。土間コンクリートの施工で気を遣うのが天候です。コンクリートが硬化する前に雨に降られるとコンクリートが流れ出すなどして、せっかく綺麗に仕上げた表面に凸凹が出来てしまったり、コンクリート自体の強度が低下してしまいます。また、真夏の気温が高すぎるような場合は表面の乾燥が早すぎる為、ひび割れ発生の可能性が高くなります。土間コンクリートを打設した際には、しっかりと養生することが大切です。

CASE2 地盤が原因で起こるひび割れ(クラック)

駐車場を作るとき、駐車場になるスペースの土を掘り起こし(スキトリ工事)そこにコンクリートを打設して駐車場を作るのですが、土を掘り起こした際に見た目には問題がなくても柔らかい粘土質の土が出てくる場合があります。その場合は特に注意が必要です。この注意を怠りそのまま施工してしまいますと車が上を通るとひび割れが発生する可能性があります。これが地盤沈下によるひび割れです。元々の地盤が悪いことが原因でも発生しますが、コンクリートを打設する際に敷く基礎砕石の転圧が不十分な場合も地盤沈下によるひび割れが発生する可能性があります。

土間コンクリートのひび割れを抑制する方法

コンクリート打設の際にワイヤーメッシュを入れる

ワイヤーメッシュは、曲げに弱いコンクリートの弱点をカバーしてくれる鉄筋です。コンクリート打設の際にコンクリートの中心部に来るようにワイヤーメッシュを設置し、土間コンクリートを打設します。

コンクリート打設の際に入れる基礎砕石の転圧をしっかりと行う

砕石の転圧をしっかりと行うことにより地盤沈下が起きにくくなるため、地盤沈下によるひび割れ防止につながります。

大きな面積の場合、一定の範囲ごとに伸縮目地やスリットを入れる

伸縮目地やスリットをきちんと設けている駐車場のコンクリートは、外気温による伸縮に耐えることが出来るうえに、地震による大きな振動や車アガ乗り上げる際にかかる大きな圧力に対しても耐え抜くことが可能です。伸縮目地の代わりにスリットを入れた場合にはタマリュウを植樹したり、砕石を入れたりすることで見た目の向上にもなります。※2.5mごとに伸縮目地やスリットを入れるのが一般的とされております。

不規則な形にしない

土間コンクリートは真四角でコンクリートを打設する場所には何もない状態が一番理想とされております。コンクリートを打設する場所にカーポートの柱、ガーデンパン、雨水桝、量水器などがある場合は隅からひび割れが入りやすくなります。また入り組んだ場所でもひび割れが入りやすいので注意が必要となります。

その他の方法

写真の様に土間コンクリートだけの施工ではなく、部分的に仕上げ材を変えて洗い出し加工やタイル(石)などを貼ったりしてオシャレな駐車場にするのもお勧めです。

まとめ

どんなに熟練された職人さんが施工してもひび割れが出来ると言われる土間コンクリート。施工を注意しないとひび割れだらけの駐車場になってしまい、こんなはずじゃなかった・・・となってしまわない為にも信頼できる業者さんを選ばれることが大切です。