土間コンクリートを施工する際にワイヤーメッシュと言われる鉄筋を入れます。これはコンクリートのヒビ割れ(クラック)防止の為です。今回はそのワイヤーメッシュを入れなくてもクラックが防げると言われているバルチップについて何パターンかに分けて検証致しました。
バルチップとは
土間コンクリートのヒビ割れの原因、伸縮を抑えるプラスチック素材です。素材自体は細いプラスチックのようなものになります。


この素材をコンクリートに混ぜる事によってワイヤーメッシュを入れなくてもひび割れを防げるという物になります。感覚的にはワイヤーメッシュを小さして混ぜるといったイメージの様です。
バルチップの検証方法として


- バルチップを入れてワイヤーメッシュを入れないパターン
- 通常のワイヤーメッシュのみのパターン
- どちらも入れずに土間だけのパターン
以上の3パターンにいたしました。
バルチップ施工方法
施工はとっても簡単です。ミキサー車にバルチップを入れてよく混ぜます。あとは通常の土間打設作業でOK。但しこのバルチップに対応している業者が限られていますので確認が必要です。


通常の土間打ち作業で完了です。今回は刷毛引きで仕上げます。後は乾いたら完成です。


6月2日
ワイヤーメッシュもバルチップも入れていない箇所は1日目ですでにひび割れが生じました。予想通りの展開ですがやはり何らかの処理は必要ですね。

